M 49(NGC 4472), NGC 4470, NGC 4492(銀河・おとめ座)

M 49(NGC 4472)(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, フィルターなし, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 30=15m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2022/05/04, 20h 34m, +10.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角:  52′ x 35′ ↑ N

M 49(NGC 4472)(銀河)近傍の銀河 視野角:  77′ x 51′ ↑ N

M 49(NGC 4472)(銀河)明るさ:9.37 mag, 大きさ:10.2′ x 8.3′, 分類:E2/S0;Sy2 LINER , z 0.003272, 推定距離:約5,900万光年, 16.060Mpc(非赤方偏移)(NED), LGG 292, RA 12h29m46.7619s,  DEC +08d00m01.713s (J2000.0), 視野角: 19′ x 13′ ↑ N

UGC 7636(PGC 41258・銀河)明るさ:14.8 mag, 大きさ:1.1′ x 0.9′, 分類:Im , z 0.000921, 推定距離:約2,700万光年, 5.2Mpc(非赤方偏移)(NED), LGG 288, RA 12h30m00.97s,  DEC +07d55m45.7s(J2000.0)

メシエ49は、約5400万光年離れたところにある、おとめ座銀河団の中で最初に発見された銀河であり、この銀河団の中で最も明るい銀河です。この銀河は、メシエ87を中心とするおとめ座銀河団の中心から見かけ上4.5°離れていて、M49を中心とするおとめ座銀河団のサブグループ、おとめ座B群を形成しています。

メシエ49は、電波銀河の多い楕円銀河に分類されますが、一般的な銀河と同程度の電波強度しか持っていません。この銀河の核はX線を放射しており、質量が太陽の5億6500万倍の超巨大ブラックホールが存在する可能性が指摘されています。M 49には多くの球状星団があり、その数はおよそ5,900個と推定されており、その平均年齢は約100億年です。最近の星形成の形跡はなく、最後の星形成は約60億年前に行われたと推定されています。(参照:Wikipedia 英語版 Messier 49、messier-objects.com Messier 49 )

拡大画像中でM 49の左下に見えている淡い不規則銀河は、UGC 7636です。この銀河はM 49の伴銀河であり、M 49と重力相互作用を起こしており、2つの銀河の間には、1x5分角のUGC 7636から剥離した残痕があるとされます。(Irwin 他、AJ 1996)赤方偏位値からの推定距離は、伴銀河とは思えない値を示していますが、この領域にある銀河の大きな固有運動が影響しているのでしょう。距離推定にはやっかいな領域です。同資料の中では、X線放射ではメシエ49の北側に弓状の衝撃に似た構造がある。ともされています。
HARTKE J他 2018A&A…616A.123Hによれば、M 49の惑星状星雲を調べ、異なる運動学と歴史を持つ恒星集団を特定した。M49のハローは少なくとも3つの異なる成分からなり、これは異なる降着の歴史を経てきたため。としています。

現在までに発見された超新星は、1969年に発見されたSN 1969Qの1個だけです。

60億年前に最後の星形成がおこなわれた、とされますが、現在も伴銀河UGC 7636の併合が進行しつつあり、いくつかの降着を示す証拠も見つかっているようです。

NGC 4470(銀河)明るさ:12.9g mag, 大きさ:1.61′ x 0.98′, 分類:Sa? HII , z 0.007805, 推定距離:約1億1千9百万光年, 17.546Mpc(非赤方偏移)(NED), RA 12h29m37.780s,  DEC +07d49m27.10s (J2000.0), 視野角: 8′ x 5′ ↑ N

不思議な形に見えますが、大型望遠鏡の画像を見ると、青く輝く腕を持つ渦状銀河のようです。おそらく遠方の銀河です。

NGC 4492(銀河)明るさ:13.0g mag, 大きさ:1.58′ x 1.25′, 分類:SA(s)a? RET , z 0.005804, 推定距離:約9,200万光年, 19.300Mpc(非赤方偏移)(NED), LGG 296, RA 12h30m59.714s, DEC +08d04m40.32s (J2000.0), 視野角: 8′ x 5′ ↑ N

この銀河も遠方の渦状銀河のようです。

おとめ座B群銀河団(M49)の南  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/03, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

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