NGC 7743(銀河・ペガサス座)

NGC 7743(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 30=15m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/11/07, 18h 49m, +7.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 7743(銀河)視野角: 8′ x 5′ ↑ N

NGC 7743(銀河)明るさ:12.38 mag, 大きさ:3.0′ x 2.6′, 分類:(R)SB(s)0+ Sy2 , z 0.005660, 推定距離:約5千9百万光年, 21.150Mpc(非赤方偏移)(NED),  RA 23h44m21.14s,  DEC +09d56m02.7s (J2000.0)

NGC 7743は、北にあるNGC 7742とペアを組む銀河とされます。推定距離から推察すると2つの銀河は孤立したペアでそれぞれの伴銀河を除けば周囲にグループを形成するような銀河は存在しません。
NGC 7743の外観の特徴は、星団雲などの星形成の痕跡は見えない滑らかな2本の腕を持つレンズ状銀河であることです。セイファート2タイプの活動銀河核を持ちますが、その活動は高くなく「低光度AGN」に分類されています(Alonso-Herrero et al. (2000))。ハッブル宇宙望遠鏡からの観測では、核の周囲に複雑な構造があり、発光点や曲がったダストレーンがいくつか観測されています(Regan & Mulchaey 1999)。

ペガサス座〜うお座境界付近  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), フィルター無し, ISO3200, 120s x 8=16分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/11/07, +9.0℃, 東御市・観測所 ↑N

*このブログでは星座名は日本で広く慣用的に使われているペガサス座を採用しています。

1件のコメント

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中