Sh 2-113, Sh 2-114(散光星雲・はくちょう座)

Sh 2-113, Sh 2-114(散光星雲・はくちょう座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 45=24m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/13, 20h 18m, +4.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 77 ′ x 51 ′ ↑ N

Sh 2-113, Sh 2-114, LBN 321(散光星雲・はくちょう座)
TS FSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70 (改造), LPS-D, ISO3200, 90s x 16= 24m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/13, 20h 18m, +4.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 4.2° x 2.8°(広角カメラ), ↑N

Sh 2-113 明るさ:–mag, 大きさ: 15′, 分類: HII, RA 21h 20m 48.2s DEC +38d 05m 29s (J2000.0)

Sh 2-114 明るさ:–mag, 大きさ: 9′, 分類: HII, RA 21h 21m 10.5s DEC +38d 42m 31s (J2000.0)

LBN 321  光度:16.0, 表面輝度: 25.39, 大きさ: 85′ x 10′, 明るさ: 4.0,色: 3.0 RA 21h 11m 58.5s DEC +38d 12m 22s (J2000.0)

Sh 2-113とSh 2-114は、それぞれ超新星残骸に似たフィラメント状の円弧の南側と北側を形成している。しかしこの場所には超新星残骸は記録されていないようです。(galaxymap.org)

超新星残骸のような形状のHII領域としては西隣のLBN 321の方がよりそれらしい形をしています。Sh 2-113, 114では、淡い(反射)分子雲のようなものが見えているので円弧状に光が遮られているようにも見えます。

今回広角カメラの撮影に自宅で使用していた中程度の対光害フィルターであるLPS-Dを試験的に使用してみました。その結果は、光害の少ない場所ではカットされる光が多くなり星雲の写りが落ち、Hα、OIIIの強調効果も中途半端で、使用するメリットはありませんでした。観測地の環境と機材には、HEUIB-IIフィルターが最適なようです。

 

はくちょう座東部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/08/18, +20.0℃, 東御市・観測所 ↑N

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