Sh 2-76(散光星雲・わし座)

Sh 2-76 (Diffuse Nebula ・Aquila)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 45=24m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/08/19, 20h 13m, +22.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 77 ′ x 51 ′ ↑ N

Sh 2-76 (Diffuse Nebula・ Aquila), Mag:–mag, Size: 7′, Class: HII, RA 18h 56m 24.9s DEC +07d 48m 48s (J2000.0), Viewing angle: 12 ′ x 8 ′ ↑ N

この星雲は、見かけ上わし座の裂け目の星間塵方向にありますが、銀河平面よりかなり上に位置しており、可視光では暗いが赤外線では大きな明るい泡となって現れ、電波でも目立ちます。この星雲は、電波源W45とほぼ同じ方向にありますが、Westerhout氏は、この電波源とSh 2-76との同定は「おそらく間違っている」と指摘しています。(galaxymap.org)

Sh 2-76は、Sh 2-75と同様淡くて小さなHII領域です。わし座の銀河の裂け目の中にあり濃密で広大な分子雲を背景としたHII領域です。可視光の写真では天の川に重なる淡いHII領域や惑星状星雲PK 38+2.1なども見えていますがシャープレスカタログには掲載されていません。濃密な分子雲に遮られた天体は可視光では不可視なので、電波源や電離星を同定するのはこの領域では難儀な仕事でしょう。

わし座、西部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/08/19, +22.0℃, 東御市・観測所 ↑N

*WordPress.com の新ブロックエディターを使用して1から作成してみましたが、ダメです。余計な機能が増えてシンプルに作り込むことができませんねえ。遅いし。今までのレイアウトは再現できないし。新テーマでは、クラシックエディターで作るとレイアウトが崩れるので、HTMLコードをポチ、ポチ書き換えて今までのレイアウトに近くなるようにしました。やれやれ・・・

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