NGC 4902(銀河・おとめ座)

NGC 4902
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=11分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/03/09,  01h 31m,  -3℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′  ↑N

NGC 4902
光度 11.6 mag, 大きさ 3.0′ x 2.7′, 分類 SB(r)b,  z 0.008916, RA 13h 00m 59.73s  DEC -14d 30m 49.1s (J2000.0), 視野角:約12′ x 8’ ↑N

NGC 4887
光度 14.1 mag, 大きさ 1.1′ x 0.6′, 分類 SA0+pec?,  z 0.008963

天の川銀河からの距離およそ1億1000万光年とされる銀河で、その推測距離データが正しいとすればおとめ座II銀河団には所属せず、より遠方にある銀河ということになります。活性の高い銀河らしく輝度が高いためかその腕は小口径の望遠鏡でもくっきり分離できます。

NGC 4902銀河はNGC 4899などを含む LGG 321という銀河グループを形成しているとされます。NGC 4887は赤方偏移の値をみると文句なく同じグループに入りそうですが、なぜか入っていません。

おとめ座、からす座、うみへび座、境界付近の銀河群  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(70mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/03/09, -3℃, 東御市・観測所 ↑N

12等以上の銀河をマークしています。おとめ座南部、うみへび座、からす座との境界付近、おとめ座銀河団の拡張領域おとめ座II銀河団の銀河とその他(所属不明、住所不定)の銀河が混在しています。

 

 

 

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