M 105 (NGC 3379), NGC 3384, NGC 3389(銀河・しし座)


M 105 (NGC 3379), NGC 3384, NGC 3389
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/04/03, 21h25m,  -3℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′  ↑N


M 105 (NGC 3379), 光度 10.2mag, 大きさ 5.4′ x 4.8′, 分類 E1  LINER, z 0.003039
NGC 3384(=NGC 3371), 光度 10.9mag, 大きさ 5.5′ x 2.5′, 分類 SB(s)0-; , z 0.002348
NGC 3389(=NGC 3373), 光度 12.3B mag, 大きさ 2.8′ x 1.3′, 分類 SA(s)c, z 0.004364
視野角:約19′ x 13’ ↑N

M 105 (NGC 3379), NGC 3384, NGC 3389は、Leo I銀河グループ(=M 96グループ)の中心にある近接した明るい3個の銀河で、天の川銀河から3200万光年の距離にある乙女座銀河団に所属しています(所属していないという意見もある)。3組の銀河は、実際に物理的な三つ子ではなく、NGC 3389はより遠方にある銀河で偶然この位置に見えている銀河です。M105はその番号からわかるようにメシエのオリジナルカタログには掲載されていません、メシャンの手紙の記述からHelen S. Hoggによって1947年に追加されました。

M105は典型的な楕円銀河のように見えますが、ハッブルの観測から超巨大ブラックホールが存在すること、弱いLINERタイプの核をもち若い星や星団が存在していることがわかり、この楕円銀河が非常にゆっくりではありますが星形成を行っていることがわかりました。

NGC 3384は棒構造を持つレンズ状銀河です。最新の観測からはM105と巨大な中性水素の雲で繋がっているとされています。この銀河の出自はやや複雑でジョン・ハーシェルがNGC 3367、3371、3373の観測結果をNGC 3379、3384、3389の観測結果と混同したために、2重に番号が与えられNGC 3371 = NGC 3384, NGC 3389 = NGC 3373となっています。ややこしいことに書籍によってはNGC 3371を採用しているものもあり、NGC 3384は掲載されていないのかと勘違いしたことがあります。

参照:The Cambridge Photographic Atlas of Galaxies.
Wikipedia 英語版 Messier_105


M 105 周辺
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 8 = 12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/04/03, 21h25m,  -3℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)


しし座、M 95, M 96, M 105付近  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/04/03, -3℃, 東御市・観測所 ↑N

M96銀河グループは、Leo I銀河グループとか単にLeoグループと呼ぶものもあり、ローカルな乙女座銀河団には属さず、乙女座超銀河団に属すとか、属さないとか、所属銀河数は8個だったり27個だったりと、出典によってバラバラです。どの出典も自信満々で断定しますが、実際のところは、決定打はなくてはっきりしないので、なんとでも言えるということなのでしょう。

 

 

 

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