NGC 3077(銀河・おおぐま座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/04/04, 20h05m, -1℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 3077, 光度 10.6mag, 大きさ 5.4′ x 4.5′, 分類 I0 pec HII, z 0.000047
視野角:約12′ x 8’ ↑N
NGC 3077はM81銀河グループに所属する銀河です。小さな望遠鏡では一見楕円銀河のように見えますが、丁寧に観察すると中心から外に向かってダストの帯がひび割れのように走っていること、中心部に幾つかの活発な領域が存在することがわかります。これらの特徴は、いずれも巨大なM81銀河との引力相互作用によるものです。
輝線の見える活性の高い銀河核を持っていてかつてはセファート銀河に分類されていましたが、高電離輝線を持たないため現在は含まれていません。
形状分類のI0は不規則レンズ状ということになりますがその分類からNGC3077の外観をを想像するのは難しいでしょう。
M 81, M 82 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/03/18, +2.0℃, 東御市・観測所 ↑N