VMT 10・Monoceros Loop(超新星残骸・いっかくじゅう座)

VMT 10(超新星残骸), 光度:– mag, 直径:9 x 7°, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/01/09, 22h46m,  -10℃, 東御市・観測所
視野角: 77′ x 51′  ↑N

VMT 10(超新星残骸), 光度:– mag, 直径:9 x 7°, 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 8 = 12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/01/09, 22h46m,  -10℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

VMT 10は、いっかくじゅう座のバラ星雲とコーン星雲を結ぶような位置にある超新星残骸のループ状HII領域です。淡くて大きな存在なのでこの写真に写っているのは東側ループの明るい部分だけです。

NGC 2237(バラ星雲), 光度:5.50mag, 大きさ: 1.3° x 1°, 分類: E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Sony α7s(改造)、HEUIB-II, ISO12800, 30s x 24 = 12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/11/11, 東御市・観測所

NGC 2264(クリスマスツリー星団)とコーン星雲付近
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Sony α7s(改造)、HEUIB-II, ISO12800, 30s x 24 = 12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/11/11, 東御市・観測所

バラ星雲を撮影すると画面左上(北東)に伸びる淡いHII領域と画面上部(北)側に伸びるHII領域がわかります。これが、いっかくじゅう座のループVMT 10の南端で北側に大きなループ構造を描いてコーン星雲までつながっています。コーン星雲の南側の明るいHII領域がVMT 10の南端になります。比較的明るい存在ですがシャープレスカタログには掲載されていないのでいままで気がつきませんでした。来シーズンは全体像を確認してみたい対象です。

 

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