Smithsonite 菱亜鉛鉱

菱亜鉛鉱
菱亜鉛鉱

鉱物名:Smithsonite 和名:菱亜鉛鉱
通称:ー
組成:ZnCO3 結晶:六方晶系
色:無色、白、ピンク、緑 条痕:白
標本産地:ナミビア TSUMEB鉱山

亜鉛の炭酸塩鉱物、亜鉛鉱床の酸化帯から二次鉱物として産出する。菱亜鉛鉱は通常ぶどう状、鍾乳状で産出し、めったに結晶系を示さない鉱物であるが、ナミビアのツメブ鉱山から産出するものは美しい結晶を産することで有名。本来は無色、白色、微量に不純物を含むことで多様な色を示す。英名は、スミソニアン研究所を設立したイギリス人にちなんで命名された。写真標本は美しい菱形結晶を示すツメブ産、色も美しいのだが残念ながら硬度が低いために宝石にはならない。

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