5月4日、美ヶ原高原美術館に行きました。この日の天気は快晴、ただし真夏のような気温(長野市29度)で空は少しかすんでました。それでも美ヶ原の大駐車場からは、残雪の残る北アルプスが綺麗に見えてましたよ。
美ヶ原の中にあるから、美ヶ原高原美術館。国定公園の中で、半年間は雪に閉ざされるこの場所によく作った(作れた)なあと感心します。今なら金銭的にも環境保護からも絶対に無理でしょうね。1981年、箱根・彫刻の森美術館の姉妹館として開館、当時のフジ・サンケイグループは、きっと政治力もお金もあったんですね。
美術館の展望台に上ると、360度の視界の中に北アルプスをはじめとする雄大な山並みを見ることができます。百名山の1/3がここから見ることができるとか、残念ながら富士山は八ヶ岳に隠されて頭の一部だけしか見えません。
野外の造形物を見て回るのも楽しいのですが、周囲の山並みが美しくついそちらに目が行ってしまいます。美ヶ原は、私の観測所から車で1時間くらいの場所にあります(でも、今回初訪問)。東側の視界には、浅間山など馴染みの山が見えていて、観測所付近も目視確認できました。
野外展示で見た中では、こいつが迫力があって一番のお気に入りです。たくさん造形物はあるのですが、今年は4月29日からの開館だったので、開館に間に合わなかったのか一部はまだ冬囲いの中でした。美ヶ原は、高山植物の名所でもあるので、次は花のシーズンに歩きにいきたいものです。
観測所への帰り道、武石観光センターで手打ち蕎麦+イワナの塩焼きをいただきました。期待してなかったのに、おそばはとても美味しい!この辺もおそばのレベルが上がってるようです。長野県というとおそばを連想すると思いますけど、上田市周辺は、本来は小麦文化圏です(蕎麦畑は見たことありません)うどんとパンですね。あと美味しいのは、焼き鳥!それと最近は小さなワイナリーのワイン!。近くにお出かけの際はお忘れ無きように。
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