NGC 3810(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, フィルターなし, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 30=15m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2022/04/01, 22h 06m, -6.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52′ x 35′ ↑ N
NGC 3810(銀河)明るさ:12.0g mag, 大きさ:1.69′ x 1.50′, 分類:SA(rs)c HII, z 0.003309, 推定距離:約6,000万光年, 15.721Mpc(非赤方偏移)(NED), RA 11h40m58.760s, DEC +11d28m16.10s (J2000.0), 視野角: 8′ x 5′ ↑ N
この銀河で発見された超新星:SN 1997dq, SN 2000ew, SN 2022zut
NGC 3810は、円盤中央部が明るく輝くSA型の渦状銀河です。外周の腕には、赤いHII領域が斑点のようにいくつも見えていて、活性の高い銀河であることが予測できます。所属する銀河グループははっきりしませんが、見かけ上近くにあるNGC3773と小さなグループを作り、おとめ座超銀河団に所属するとする分類もあるようです。
NEDでの見かけの大きさは、1.69′ x 1.50′となっています、103a-O乾板での測定値4.10′ x 2.80′(1973UGC)の方が可視での実際の大きさに近いでしょう。明るさもRevised NGC Dataでは、10.6mag(V)です。
超新星SN 2022zutは、銀河の中心付近で発見され12等台まで明るくなりました。発見されたのが、11月なので観測しづらい位置にあり明るいのにあまり話題にはなりませんでした。
しし座、M 65, M 66付近 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(100mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/01/10, -10℃, 東御市・観測所 ↑N