NGC 1187 (銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 60=30m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/12/04, 21h 34m, -1.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52′ x 35′ ↑ N
NGC 1187(銀河)明るさ:11.67 mag, 大きさ:5.5′ x 4.1′, 分類:SB(r)c HII , z 0.004637, 推定距離:約5千5百万光年, 16.778 Mpc(非赤方偏移)(NED), RA 03h02m37.59s, DEC -22d52m01.8s (J2000.0), 視野角: 12′ x 8′ ↑ N
ESO 480-20(銀河)明るさ:16 mag, 大きさ:1.4′ x 0.6′, 分類:Sb , z 0.004820, 推定距離:約5千7百万光年, – – Mpc(非赤方偏移)(NED), RA 03h02m28.350s, DEC -22d48m05.10s (J2000.0)
NGC 1187 は、エリダヌス座にある明るく大きな棒渦状銀河です。拡大してみると非常に淡い外周の腕が存在することと銀河の北側で、腕の巻きが乱れていることがわかります。これは、北にある近接した銀河ESO 480-20との重力干渉による結果なのでしょう。
R. B. Menezes and J. E. Steiner, Double nuclei in NGC 908 and NGC 1187.(2018 ApJ)によると、NGC 1187は、その核が二重核であることが観測の結果わかった。NGC1187の恒星核の恒星集団の性質が似ていることと、恒星とガスの運動学的性質を考慮すると、この銀河の二重の恒星とガスからなる核を説明する最も可能性の高いシナリオは、摂動を受けた恒星とガスの運動学的動きであると結論付けられます。としています。おそらく、その原因は、ESO 480-20による摂動であろうことが予測できます。
NGC 1187では、現在までにSN 1982R、SN 2007Yの2つの超新星が発見されています。
エリダヌス座〜ろ座 ファインディングチャート
Pentax DFA70-200mmf2.8(70mm f2.8), Pentax K5IIS(ノーマル), ASNフィルター, ISO3200, 120s x 8=16分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/12/04, -1.0℃, 東御市・観測所 ↑N
注目したい大型の銀河が点在する領域です。
・
We look up at the night sky more these past years.