NGC 701, IC 1738(銀河・くじら座)

NGC 701, IC 1738(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 30=15m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/12/04, 20h 26m, -1.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 701(銀河)明るさ:12.1B mag, 大きさ:2.5′ x 1.2′, 分類:SB(rs)c;HII Sbrst, z 0.006104, 推定距離:約6千9百万光年, 21.177Mpc(非赤方偏移)(NED),  RA 01h51m03.84s,  DEC -09d42m09.4s (J2000.0), LGG 033, 視野角: 8′ x 5′ ↑ N

NGC 701は、くじら座ζ星の北にある棒渦状銀河です。棒渦状銀河に分類されていますが、核ははっきりせず星団雲が連なったように見える明るい棒構造?ときつくまいた腕の上に点在する大きなHII領域が特徴です。NEDでは、スターバースト銀河に分類されていますがSimbadにはそのような分類はされていません。どちらにしても活発な星形成を行っているであろう銀河であることは間違いありません。NGC 681とペアを組む銀河とされます。LGGカタログではLGG 33グループに分類されていますが、この周辺のグループは誤差が大きく真のグループであるかどうかはわかりません。

超新星は、1個 SN 2004fc が銀河の中心近くで検出されています。

IC 1738(銀河)明るさ:14.4g mag, 大きさ:0.93′ x 0.67′, 分類:(R’)SAB(rs)b, z 0.043033, 推定距離:約5億4千8百万光年, 76.200Mpc(非赤方偏移)(NED),  RA 01h51m07.900s,  DEC -09d47m31.33s (J2000.0), LGG 033, 視野角: 8′ x 5′ ↑ N

広域画像でNGC 701の南に見えている銀河です。赤方偏移値からの距離は、約5億光年とかなり遠方にある銀河です。NGC 701, 681と同じグループに分類するカタログもありますが、明らかに真のメンバーではないでしょう。

くじら座 胴体  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), フィルター無し, ISO3200, 120s x 16=32分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/11/07, +7.0℃, 東御市・観測所 ↑N

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