日頃の運動不足解消のため山登り。長野県湯の丸高原の見晴岳(2,095m)からの景色。残雪の残る3,000m級の北アルプス連山が山の壁のように見えました。*海外の皆様は、アルプスはヨーロッパの山脈の名称でしょ?と言うでしょうね。北アルプスの日本での本来の呼び名は飛騨山脈です。アルプスの名称は19世紀に来日したイギリス人鉱山技師によってヨーロッパアルプスにちなみ「日本アルプス」と紹介されたことに始まります。幸か不幸か今では、日本固有の名称より普及してしまって誰もこの山脈を飛騨山脈とは呼ばなくなってしまいました。
山の上は、ようやく桜の花の季節を迎えていました。品種改良されていない山桜は、里の桜とはまた違った美しさがあります。
池ノ平湿原。見晴岳は、旧火口にできた池ノ平湿原を巡る火口縁の南側ピークにある山です。
湿原と火口縁を巡る場所は、高山植物の宝庫でもあります。でも、この時期はまだ早すぎてあまり花はありません。
花の最盛期は7月ですが、それでも赤いイワカガミが少しだけ山道脇にひっそりと咲いていました。
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