Sh 2-81(分子雲?・わし座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-IIフィルター, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 59=30m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/06/09, 02h 11m, +12.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 77 ′ x 51 ′ ↑ N
Sh 2-81 周辺
TS FSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70 (改造), HEUIB-IIフィルター, ISO3200, 120s x 16= 32m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/06/09, 02h 11m, +12.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 4.2° x 2.8°(広角カメラ), ↑N
Sh 2-81(分子雲?), 明るさ:–, 大きさ: 10′, 分類: Cld, RA 20h 01m 12.7s DEC +11d 47m 33s (J2000.0)
Sh 2-81は、前出Sh 2-77同様、銀河面から離れた位置にある可視光では非常に淡い星雲です。色から判断してもHII領域では無く、おそらく分子雲が恒星の光を反射して見えているのでしょう。該当する分子雲はPGC G051.65-09.67(2016A&A PGCC)だと思われ、その中心位置はSh 2-81の最も明るい部分を指しています。Sh 2-81までの距離は、2000 pc(FORBES D. 1989)というデータがありますが、括弧付きのデータなので信用度は低いでしょう。
わし座〜や座〜いるか座 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ASNフィルター, ISO3200, 120s x 16=32分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/06/09, +12.0℃, 東御市・観測所 ↑N
視野の中には、明るいα Aql アルタイルがあります。肉眼で観望するには楽しい領域ですが、明るい星雲星団はありません。LBN 126とLBN 132は、共にHII領域です。LBN 126は暗黒星雲B340を伴う星雲で、比較的明るくカタログデータより広い領域に広がっています。LBN 132とその南の領域には、フィラメント状に見える非常に淡いHII領域が広がっています。
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