沖縄本島・グスク巡り(2021/12)

2021年12月、コロナも小康状態となったので沖縄本島を約30年ぶりに訪れてみました。2018年石垣島を訪問したときに沖縄の城(グスク)と御嶽(ウタキ)に魅せられてしまったので、今回は沖縄本島のグスク巡りをしてみたいと出かけてみました。

首里城、守礼の門
沖縄最大の城(グスク)は、皆さんご存知の首里城です。その昔訪問した時は、ここには琉球大学があって、本殿等は存在せず再建された守礼の門だけがありました。その後琉球大学は移転し、正殿等が復元再建されたのですが2019年にあえなく消失、というわけで今回も建造物は守礼の門だけ見て、城の中の石垣を巡りました。首里城の歴史を調べると、1453年反乱で全焼、1660年失火で正殿など全焼、1709年焼失、1928正殿等大改修、国宝に指定、1945年沖縄戦で完全焼失、と何度も焼失復元を繰り返してきたお城なんですね。

斎場御嶽(セーファウタキ)
まずは宿泊地那覇からレンタカーで移動して南部、南城市の斎場御嶽(セーファウタキ)を訪問。琉球国王が定期的に訪れた琉球王国最高の聖地ということで、けっこう観光地化されてます。写真の看板は駐車場のある物産館の標識看板です、こういうテーゲーなところが好きだなあ。

知念城(チネングスク)
斎場御嶽から車で20分くらい、国道から山に入った所にあります。野面積みの古い遺構と切石積みの新しい遺構が残っています。城の中には友利御嶽(トモリウタキ)があり東御廻(あがりうまーい)の拝所の一つです。近くには稲作発祥の地(知念大川、チネンウッカー)もあり重要な遺構ですが、だーれもいません。とても静かで海も望める絶景の霊場でした。

糸数城(イトカズグスク)
琉球王朝が統一される前14世紀前半の築城だろうとされる城跡です。広大な敷地に石積みの城壁が連なりかつてはさぞかし立派な城だったことでしょう。復元保存はまったくされておらず案内板すらありませんでした。

玉城(タマグスク)
築城年代、城主不明。階段状の山城。戦後米軍基地の建材として城壁は使用され、山頂の一の郭のみが残りました。城内には「天つぎあまつぎの御嶽」が祀られています。

垣花城(カキハナグスク)
小規模なグスクですが、案内板はあります。野面積みの城郭は残っていますが、草木が生い茂り城の全貌をうかがうことはできませんでした。

島添大里城(シマシーオオサトグスク)
14世紀ごろ、島添大里按司(しましーおおざとあじ)によって築かれたグスクとされます。統一される以前の山南王国王宮だったとも言われます。断崖を利用した高台にあるグスクですが第二次大戦で軍事利用されるなどしたため、遺構はあまり残っていません。木々が茂る敷地内にはいくつか拝所があり霊場となっているようです。私設の拝所を勝手に作ってはいけません、という看板がありました。

チチンガー(包井、月見井)
島添大里城の城壁の外にある井戸遺跡です。湧水口まで43段の石段で降り、付近の集落の共同井戸として利用されてきたと説明板にはあります。漢字の表記が案内板にもないので調べてみたら、包井、月見井、など、がありました。どうも月の神と関連するようで、今でも島添大里城を含む聖所として信仰されているようです。カー(ガー)は、川とか湧水を意味します。

今帰仁城(ナキジングスク)
国頭郡今帰仁村。琉球が統一される以前の三山並立時代の北山王の居城であったとされる城。復元整備がされていて、今帰仁歴史文化センターと共通で観覧料400円です。敷地は広く、正殿のあった高台から中国風の城壁と海を望むことができます。

今帰仁歴史文化センター
今帰仁城村の文化と歴史を紹介する博物館。今帰仁城の城主、北山王は、1416年に中山連合軍に攻め滅ぼされます。王家の骨壺が雑然と並べられていたのが印象的。

中城(ナカグスク)
中頭郡北中城村。北山征伐に活躍した護佐丸、大和名は中城按司 護佐丸 盛春(なかぐすくあじ ごさまる せいしゅん)、唐名は毛国鼎(もうこくてい)が築城した城。こちらも復元整備されている城で入場料400円です。他のグスク同様海を望む高台の上にある城で城郭がよく保存(復元)されていて美しい。

沖縄のごはん

旅の成否は飯次第、グスク前食堂巡り。

そば家鶴小(チルグヮー)壺川店
大盛りジューシーのように見えるけど、なんとかチャーハン、沖縄そばセット?だったような、お店のホームページのメニューみたけどこれないんです、壺川店だけなのかな?。レンタカーやのお姉さんお勧め、お手軽で美味しい、お昼にはぴったりでした。

屋宜家 (やぎや)
店舗が有形文化財の古民家です。人気の有名店なようで、おねーちゃんとおばさんのグループで混んでますねえ。1時間くらいまったかな?ジューシーは売り切れ。待ち疲れたけどアーサーのそばは美味しくいただけました。

きしもと食堂 八重岳店
こちらも有名店らしいですが、12時ちょっと前に行ったら待たずに入店できました。薄口に慣れてるとちょっと濃いめのお味ですがジューシーもそばも美味しい。

ちぬまん
居酒屋さん、沖縄近海はマグロが採れるので泡盛のつまみはマグロの赤身です。マグロはお安いです。でも古酒飲んじゃったので良い値段になりましたわ。

キャプテンズイン
観光客のお客さんが多い、ステーキ屋さん。女房殿が、うん十年以上前に来た店だとかで再訪のおつきあい。代金は女房殿持ちなので伊勢エビとステーキのセットを迷わず注文。女房殿の視線が気にはなりましたが、まずかろうはずがありませんわな。

たまうどぅん(玉陵)
うどん屋さんもあるのか〜、違います。琉球王朝の王墓でした。しっかり入場料を払って見学させていただきました。

ホテルと街散歩

那覇市内のホテルは、町の中心にあるので便利なハイアットリージェンシー那覇沖縄に宿泊。5つ星ホテルですね。航空券とのセットでお安く泊まれました。ネットで予約してても宿泊台帳は手書きで住所名前を書かせるので、チェックインのお客さんで長蛇の列とか、部屋のお掃除指示がとってもわかりにくくて(ベッドについてるスイッチを押すんだとさ)ベッドメーキングされないとか、スタッフが他ホテルからの応援らしくて慣れてないとか、立体駐車場は混んでるとえらい待たせられるとか、ありますが、町歩きには便利な立地でしたからすべて許します。

壺屋やちむん通り
陶磁器店が並ぶ趣のある小路です。石敢當は、丁字路の突き当たりなどに設けられる中国由来の魔除けです。

平和通り、公設市場
ホテルから歩いていける、せんべろのお店がたくさんあるところ。毎夜通いましたが、ちょいと入った桜坂には国産ワイン専門のバルがあってヤマブドウのワインとか置いてます。飲んべえにはとても心地よい場所でした。

沖縄本島にはグスクはまだまだたくさんあって、まったく回り切れていません。グスクに付随する物が多かったのですが単独のウタキもあるようです。機会があれば再訪してそれらを訪れてみたいものです。

 

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