NGC 3801, 3802, 3806, 3790(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 23=12m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/04/10, 22h 05m, -1.0℃, 東御市 / 観測所
視野角: 52 ′ x 35 ′ ↑ N
NGC 3790, 3801, 3802, 3806(銀河)視野角: 19 ′ x 13 ′ ↑ N
NGC 3801(銀河)明るさ:12.96 mag, 大きさ:3.5′ x 2.1′, 分類:S0/a , z 0.011064, 推定距離:1億6千2百万光年, LGG 246, RA 11h40m16.942s DEC +17d43m40.98s (J2000.0), 視野角: 8 ′ x 5 ′ ↑ N
NGC 3801は、小さな電波源銀河として知られていた銀河で、ライナータイプの活動銀河核を持ち、周囲の銀河とともにLGG 246(NGC 3801)銀河グループを形成しているとされます。拡大画像を見るとわかるように、乱れた外観と中心から東西に延びるダストの帯と、それに直交するように中心から北に延びる短いダストの帯が見えます。
これらの特異な外観は、銀河の合併によるもので HOTA A., REY S.-C., KANG Y他 2012 MNRASによれば、この合併残留型初期型銀河は、若い星形成領域(年齢1億年〜5億年)から形成される渦巻き状の断片を持っている。若い(約2.4Myr)電波ジェットからの膨張した衝撃波の殻は、まだ銀河の外側のガス領域に到達していないが、今後1000万年以内にガス状の星形成外縁ディスクに影響を与え、星形成を減少させる。NGC 3801は初期型(レンズ状、楕円)銀河に変化しようとしている珍しい段階の銀河である。としています。
NGC 3790(銀河)明るさ:14.90 mag, 大きさ:1.1′ x 0.3′, 分類:S0/a , z 0.011265, 推定距離:1億6千4百万光年, LGG 246, Liner AGN
NGC 3802(銀河)明るさ:14.25 mag, 大きさ:1.1′ x 0.3′, 分類:S0/a , z 0.011078, 推定距離:1億6千2百万光年, LGG 246
NGC 3806(銀河)明るさ:14.15 mag, 大きさ:1.4′ x 1.3′, 分類:SABb , z 0.011658, 推定距離:1億7千万光年, LGG 246
しし座 臀部 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), ASNフィルター、Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/03/14, -3.0℃, 東御市・観測所 ↑N
ファインディングチャート作成時は、恒星の並びからたどって目視で銀河を同定しています。NGC 3507を同定していると、どーも星の並びがおかしいので調べてみたら小惑星4番ベスタでした。(矢印)
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