NGC 2798, 2799(Arp 283・銀河・やまねこ座)

NGC 2798, 2799, PGC 26231(Arp 283・銀河・やまねこ座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 23=12m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/03/10, 22h 22m, -3.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 2798(Arp 283・銀河)明るさ:13.04 mag, 大きさ:2.6′ x 1.0′, 分類:SB(s)a pec HII , z 0.005801, 推定距離:約8,700万光年(NED), RA 09h17m22.793s DEC +41d59m59.02s (J2000.0),

NGC 2799(Arp 283・銀河)明るさ:14.32 mag, 大きさ:1.9′ x 0.5′, 分類:SB(s)m? HII , z 0.005581, 推定距離:約8,400万光年(NED), RA 09h17m31.03s DEC +41d59m38.7s (J2000.0),

PGC 26231(UGC 4904銀河)明るさ:15.0 mag, 大きさ:1.1′ x 0.6′, 分類:SB, z 0.005571, 推定距離:約8,400万光年(NED), RA 09h17m22.062s DEC +41d54m39.70s (J2000.0),
視野角:  12′ x 8′ ↑ N

NGC 2798とNGC 2799は、Arpの特異銀河カタログArp 283で、距離約9,000万光年にある相互作用する銀河ペアです。広域画像中Arp 283の南に見える小銀河がPGC 26231です。その乱れた外観と距離からこちらもArp 283の2つの銀河と相互作用をしている(していた?)と推測されていて実際にはペアではなくて干渉する三つの銀河です。

NGC 2799は、NGC 2798との重力干渉で円弧状に歪み、その端はNGC 2798に突き刺さるような形に見えます。おそらくその端からNGC 2798の核に向かってガスや塵が流入しているのでしょう。干渉によってNGC 2798も無事であるわけにはいかず、その棒構造も歪み、北側の腕はNGC 2799方向に引きずられたように広がっています。

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