NGC 1169(銀河・ペルセウス座)

NGC 1169(銀河・ペルセウス座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 23=12m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/12, 23h 04m, +3.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 1169(銀河)明るさ:12.2 mag, 大きさ:4.2′ x 2.8′, 分類:SAB(r)b , z 0.007966, 推定距離:9,900万光年(NED), RA 03h03m34.75s DEC +46d23m10.9s (J2000.0),視野角:  12′ x 8′ ↑ N

NGC 1169は、ペルセウス座のκ星の近くにあります。この領域は、秋〜冬の天の川の近くにあるため背景にはたくさんの恒星が見えています。天の川のダストに部分的に穴が空いていて遠方の銀河まで見通せているようです。ほど近いカリフォルニア星雲の近辺には巨大分子雲が発見されていますが、太陽系からの視線方向は天の川の中心方向とは反対側に当たるため、少し離れると分子雲の穴から遠くの銀河まで見渡せているのでしょう。

この銀河には、中心の棒構造に中性水素の分布の穴が発見されています。これは、M 109のような多くの棒構造を持つ銀河の特徴とされます。そう言われてみると、外観もM 109に似ています。

アンドロメダ座〜ペルセウス座 境界付近  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ASNフィルター, ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/12, +3.0℃, 東御市・観測所 ↑N

*以下過去の投稿

NGC1169(銀河・ペルセウス座)

NGC1169-1601NGC1169 11.3mag  4.6′ x 2.7′ SBab
BKP300 1500mm f5, MPCC-MK3,  Sony α7s(新改造)APSC, ISO12800, 30s x 10, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII  2016/01/10

引き続きペルセウス座の銀河NGC11169です。あれこれ撮影してペルセウス座が西に傾いたころ撮影しました。高度が低いとカラーバランスも大きく崩れ銀河の色合いもにごった感じになります。やはりできるだけ南中時の高度の高い時間帯に撮影したいものです。

NGC1169-1601centerクリック拡大:等倍画像

 

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