NGC 14(銀河・ペガサス座)

NGC 14(Arp 235・銀河・ペガサス座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 23=12m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/12, 19h 50m, +3.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 14(Arp 235・銀河)明るさ:12.7 mag, 大きさ:2.8′ x 2.1′, 分類:(R)IB(s)m pec, z 0.002879, 推測距離:約2,300万光年(NED), RA 00h08m46.40s DEC +15d48m56.0s (J2000.0), 視野角: 8 ′ x 5 ′ ↑ N

NGC 14は、不規則な特異銀河で、Arp特異銀河カタログでは、Arp 235 「分裂しているように見える銀河」に分類されています。銀河内の星団雲が分離して見える銀河はその銀河が比較的近い距離にあることの目安となります。この銀河までの距離は約2,300万光年(NED)と推測されており、銀河系から近い距離にあるため地上からの望遠鏡による観測でも星雲内部の星団雲が分離して見えます。上の拡大写真でも大きな物は確認できるようです。

明確にグループとされる銀河は存在しないようですが、近くにある小さな銀河PGC 697は、ほぼ同じ赤方偏移値を持つ銀河なのでおそらく同じグループでしょう。少し離れた位置にありますがNGC 7814とUGC 17も関連する銀河の可能性があります。

Wikipedia 英語版では、この銀河までの距離を4,710万光年としています(2021/09/02現在)。これはNEDの計測値の最大値をおそらく誤認して表記してしまったのでしょう。日本語版も英語版の誤記がそのまま採用されています。

ペガサス座中央部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), フィルター無し, ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/10/18, +5.0℃, 東御市・観測所 ↑N

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