NGC 253(銀河・ちょうこくしつ座)

NGC 253(銀河・ちょうこくしつ座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 23=12m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/10/20, 22h 17m, +6.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 253(銀河)明るさ:7.09B mag, 大きさ:27.5′ x 6.8′, 分類:SAB(s)c;Sbrst;Sy2HII , z 0.000807, RA 00h47m33.120s DEC -25d17m17.59s (J2000.0)

NGC 253は、太陽系からの距離約1,100万光年の距離にある、大きく明るい中間渦状銀河です。実体も大きな銀河で、古典的なちょうこくしつ座銀河グループと呼ばれるフィラメント状で拡散した銀河群の中心にあります。銀河群は、NGC 24, NGC 45, NGC 55, NGC 247, NGC 253, NGC 300, NGC 7793 とその矮小銀河を含みますが、中心にあるNGC 247, NGC 253とその伴銀河の重力的なコアにその他の銀河は弱い重力的結合をしているに過ぎないとされています(Jerjenら(1998)、Karachentsevら(2003))。

NGC 253は、運動学的な研究から中心付近に、異なる2つの系が存在していることが発見されています(Prada et al. (1998))。Dasら(2001)は、NGC253の中心付近の物質をモデル化し、核から約30秒の距離にある速度場にねじれを検出しました。これらは、おそらくNGC 253が他銀河を併合したであろう証拠とされています。

また、NGC 253は、太陽系から最も近いスターバーストを起こしている銀河の一つです。中心付近1Kpc 内では年間、約 200万太陽質量の恒星が生まれています(Bendo et al.2015; Leroy et al.2015)。アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)による観測では、中心部の大きなガス構造の中には、少なくとも14個の若い超星団が存在することがわかりました。

この銀河は、上の写真からもわかるように可視光で見るとM82のような激しいスターバーストを起こしているような銀河には見えません。この銀河の外観にはダストの雲が大きく影響していて、銀河からのHαの光の少なくとも90%が隠されています(Hoopes et al. 1996)。ダストは広く分布していて、ダストからの放射は、恒星の光と同じかそれよりも大きいとされています。スターバースト銀河なのに超新星が過去に1個しか発見されていないのもダストの影響があるのかも知れません。

(参照:SHAKEN, NOT STIRRED: THE DISRUPTED DISK OF THE STARBURST GALAXY NGC 253. T. J. Davidge  AP 2010)

ちょうこくしつ座〜くじら座境界  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), フィルター無し, ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/10/20, +6.0℃, 東御市・観測所 ↑N

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