Sh 2-138, 139(散光星雲・ケフェウス座)

Sh 2-138, 139 (散光星雲・ケフェウス座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (新改造), ISO12800, 30s x 25=13m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/10/18, 21h 57m, +5.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 77 ′ x 51 ′ ↑ N

Sh 2-138 明るさ:–, 大きさ: 1′, 分類: HII, RA 22h 32m 39.0s DEC +58d 28m 55s (J2000.0), 視野角: 12 ′ x 08 ′ ↑ N

シャープレスカタログのSh 2-138は、小さなHII領域でその内部には少なくとも4個のO〜B2スペクトル星で構成される星団を内包しています。(Deharveng et al. 1999)

Sh 2-139 明るさ:–, 大きさ: 10′, 分類: HII, RA 22h 34m 59.4s DEC +58d 13m 02s (J2000.0), 視野角: 12 ′ x 08 ′ ↑ N

Sh 2-139は、Sh 2-138の西側に広く広がるHII領域です。2つの領域は見かけ上接近しており、淡いHII領域で繫がっているように見えます。Russeil 他 (2007 A&A)によれば、2つの星雲は一つの星形成領域の中にあり、その距離は2910 +/- 1400 pc. としています。+/- 1400 pc.ではほとんど推測の域ともいえますが・・・。
新しいデータでは、T. Foster and C. M. Brunt (2015 AJ)によると、それぞれの星雲までの距離を Sh 2-138=3.04 Kpc.  Sh 2-139=3.22 Kpc. としているのでその距離データが正しければ実際にも近い位置にあることになります。一方、Blitz, Fich & Stark (1982) の CO (J = 1 – 0) 観測に基づいた Deharveng ら (1999) の運動学的距離計算では、Sh 2-138までの距離は 5.9 ± 1.0 kpc、Wouterloot & Brand (1989) は、12CO (J = 1 – 0) の観測から得られた放射速度データを用いて、同様に約5.7 kpcの距離を算出しています。(参照:T. Baug 他、Sh2-138: physical environment around a small cluster of massive stars  MNRAS 454, 4335–4356 (2015) )電離星のスペクトルから算出したものと運動学的データから算出した物、どちらを採るかで大分結果は異なるようです。

ケフェウス座南西部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ASNフィルター, ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/14, +2.0℃, 東御市・観測所 ↑N

ケフェウス座  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/08/20, +20.0℃, 東御市・観測所 ↑N

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