Sh 2-134(散光星雲・ケフェウス座)

Sh 2-134 (散光星雲・ケフェウス座)中心付近
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, QBPフィルター, Sony α7s (新改造), ISO25600, 30s x 45=24m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/14, 20h 41m, +2.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 77 ′ x 51 ′ ↑ N

Sh 2-134, Sh 2-135(散光星雲・ケフェウス座)とその周辺
TS FSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70 (改造), LPS-Dフィルター, ISO3200, 90s x 16= 24m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/11, 20h 24m, +0.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 4.2° x 2.8°(広角カメラ), ↑N

Sh 2-134 (HII領域), 明るさ:–, 大きさ: 160′, 分類: HII, RA 22h 11m 29.1s DEC +59d 24m 37s (J2000.0)

Sh 2-135 (HII領域), 明るさ:–, 大きさ: 15′, 分類: HII, RA 22h 22m 11.0s DEC +58d 44m 18s (J2000.0)

[C51]93(HII領域?), 明るさ:–, 大きさ: –′, 分類: HII?, RA 22h 26m 48.0s DEC +59d 55m 00s (J2000.0)

Sh 2-134は、シャープレスカタログではCep λ星付近を中心としてCep ζ星を含む直径160′の大きな領域です。太陽系からの距離 約900pc の位置にあり、ケフェウス座OB2群を取り囲むように存在するケフェウス座バブル(距離800 pc)の一部とされています。すぐ東隣にある小さな領域Sh 2-135は、遠方にある(推定1200〜1900pc)単独のHII領域で、Sh 2-134とは関連しない星雲のようです。
*追記、ということに今まではなっていたのですが、T. Foster and C. M. Brunt. DISTANCES AND VELOCITIES TO STAR-FORMING REGIONS. AsJ 150:147 (13pp), 2015 によれば、Sh 2-134 までの距離は1.63Kpc. 同Sh 2-135は、1.4Kpc. と改訂されています。同研究ではSh 2-131などのケフェウス座バブルの星雲は、1.0Kpc前後とされていますからSh 2-134は、バブルより遠方にありSh 2-135に近いことになります。どうもSh 2-134の中でも、Cep OB2群の恒星λ Cep近傍の星雲と暗黒星雲を挟んだ西側の明るいHII領域は別の起源の星雲のようです。

Sh 2-135の北西、広角カメラの画面左上に見えるHII領域であろう星雲[C51]93は、G.Courtès(1951)によるカタログの91番星雲でSimbadではHII領域と分類されています。比較的明るい星雲ですが、シャープレスの番号はありません。関連があるかどうかはわかりませんがCDSでこの星雲付近を検索すると、この星雲の中には暗い(G 20.4mag)白色矮星候補Gaia DR2 2200535603736316032 — White Dwarf Candidateが存在します。

Sh 2-134周辺 
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ASNフィルター, ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/14, +2.0℃, 東御市・観測所 ↑N

STC社のアストロナイトスケープフィルターを使用してみました。このフィルターありがたいことにPentax用のクリップオンタイプもあるのでレンズを選びません。無改造のK5IIsと組み合わせるとほどよく赤い星雲を強調してくれます。

ケフェウス座南西部  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ASNフィルター, ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/11/14, +2.0℃, 東御市・観測所 ↑N

ケフェウス座  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/08/20, +20.0℃, 東御市・観測所 ↑N

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