Sh 2-117(NGC 7000・IC 5070・散光星雲・はくちょう座)
TS FSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70 (改造), HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/08/18, 22h 44m, +20.0℃, 東御市 / 観測所, 視野角: 4.2° x 2.8°(広角カメラ), ↑N
Sh 2-117 明るさ:–mag, 大きさ: 240′, 分類: HII, RA 20h 58m 46.3s DEC +44d 19m 19s (J2000.0)
Sh 2-117は、北アメリカ星雲(NGC 7000)とペリカン星雲(IC 5070)を含む大きなHII領域、星形成領域です。2つの星雲は手前にある暗黒星雲LDN 935によって分離して見えていますが、同じ大きなHII複合体です。星雲までの距離は、520pcと見積もられています。
Sh 2-117は、O5V星の2MASS J20555125+4352246によってイオン化されているようです。この星は、LDN935の塵によって隠されています。(galaxymap.org)
L. M. Rebull(2011)らは、この領域にスピッツアー宇宙望遠鏡を使用して、合計2076個のYSO(若い星状の天体)候補を同定しました。この領域には「メキシコ湾」「ペリカン」「ペリカンの帽子」という3つの星団が知られていましたが、メキシコ湾のクラスターは従来よりも10-100倍の大きさであることがわかった、としています。
はくちょう座北部 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/08/18, +20.0℃, 東御市・観測所 ↑N
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