NGC 5660, NGC 5676(銀河・うしかい座)

NGC 5660, NGC 5676(Galaxy・Bootes)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 23=12m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/05/14, 00h 40m, +6.0℃,Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 5660(Galaxy・BootesMag:12.4 mag, Size:2.8′ x 2.5′, Class:SAB(rs)c, z 0.007765, LGG 384, RA 114h29m49.814s DEC +49d37m21.62s (J2000.0)

PGC 51778(Galaxy・Bootes)Mag:15.9g mag, Size:0.9′ x 0.4′, Class:Irr,  z 0.012832, RA 14h29m34.460s DEC +49d38m14.90s (J2000.0), Viewing angle: 8′ x 5′ ↑N

NGC 5660は、天の川銀河からの距離約1億光年(NED)の中間渦状銀河です。視界のすぐ西側に不規則銀河PGC 51778が見えており、その形状からまるでNGC 5660の伴星雲のように見え、実際かつては伴星雲とされていました。しかし、こちらの銀河までの距離は1億7000万光年(NED)と赤方偏移の値を信じるなら、関連しない遠方にある銀河ということになります。NGC 5660は、11個の明るい銀河を含むLGG 384グループに含まれるとされています。

NGC 5676(Galaxy・Bootes)Mag:12.3g mag, Size:4.0′ x 1.1′, Class:SA(rs)bc HII,  z 0.007052, LGG 384, RA 14h32m46.846s DEC +49d27m28.45s (J2000.0)

おそらくNGC 5660と同じ領域にある銀河で、LGG 384グループに含まれています。この銀河には、MCG+08-27-001という伴星雲がある(Simbad)ことになっていて、広域画像の左端にある16等級の星雲がそれです。伴銀河とするには見かけの位置が離れすぎているような気もしますが、まあそういうことになっています。

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