M 12(NGC 6218・球状星団・へびつかい座)

M 12(NGC 6218・Globular Cluster・ Ophiucus)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 20=10m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/05/15, 00h 16m, +10.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

M 12(NGC 6218・Globular Cluster・ Ophiucus)Mag:7.7 mag, Size:16′, Class:GC IX, z -0.0001379, RA 16h 47m 14.18s DEC –01°d 56m 54.7s (J2000.0)
Viewing angle: 19′ x 13′ ↑N

メシエ12(M12)は、明るさ7.7等、年齢約130億年、地球から15,700光年の距離にある明るい球状星団です。球状星団の小分類ではIXですぐ近くにあるM10(VII)より拡散して中心部の密度は低いことになっています。

例によってこの球状星団も天の川銀河を周回する度に恒星を剥ぎ取られていると考えられています。ESOの研究では、その証拠として低質量星の数が極端に少なく、おそらく100万個近い低質量星が過去に失われたのではないかと推測しています。

M10と写真で見比べると、密度が低いというよりは高い密度の部分が大きいように見えます。高密度で近接しているために生まれるX線連星も数多く発見されているようです。

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