Sh 2-34 (Diffuse Nebula・Sagittarius)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 45=23m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/04/25, 02h 37m, +0.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 77 ′ x 51 ′ ↑ N
Sh 2-34 (Diffuse Nebula・Sagittarius) and its surroundings.
TS FSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70 (modification)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/04/25, 02h 37m, +0.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 4.2° x 2.8° ↑N(Wide field camera)
Sh 2-34 (Diffuse Nebula・Sagittarius), Mag:–mag, Size: 90′, Class: HII, RA 18h 06m 24.3s DEC -21d 39m 31s (J2000.0)
Sh 2-34は、Sgr OB1群の近くにある大きな電離星雲・HII領域で、LBNカタログの番号はLBN 38です。シャープレスによると、HD165516によって励起されているとし、Gum は、Wolf-Rayet星WR 111との関連に言及しています。(参照:galaxymap.org)
この星雲はHII領域として分類されていますが、OIII輝線も強く混在している星雲です。そのためカラーで撮るとくすんだ赤紫色となり写真写りはカタログデータに反してあまり良くありません。ノーマルカメラのファインディングチャートではその存在は判別できません。OIIIも強いことを考慮に入れると電離星はWR 111である可能性の方が高いでしょう。
Sh 2-34はSh 2-35につながっているのでしょうか?カラー画像で見る限り可視光ではその兆候はなさそうです。
いて座、M8, M20付近 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/04/25, +0.0℃, 東御市・観測所 ↑N