NGC 6166, Abell 2199(銀河・銀河団・ヘラクレス座)


NGC 6166, Abell 2199(Galaxy・Cluster of Galaxies・Hercules)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 23=11m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/04/24, 23h 07m, -0.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 6166 (Galaxy)Mag:12.8 mag, Size:1.9′ x 1.4′, Class:cD;E;NLRG LEG ,  z 0.030354, RA 16h28m38.480s DEC +39d33m05.60s(J2000.0)
Viewing angle: 12′ x 8′ ↑N
NGC 6166とその周りの銀河、円で囲った物は銀河。

NGC 6166は、太陽系からの距離約4億9千万光年で、ヘラクレス座にあるAbell 2199銀河団の中心銀河です。Abell 2199は所属が確認されている銀河だけで約2,200個あり、その中心に超巨大cD銀河NGC 6166が存在しています。

NGC 6166を拡大した画像を見ると、中心核が3個あるように見えかつては多重核銀河とされていた時期もありますが、これは近傍の2つの楕円銀河が重なって見えているためです。中心部には300億M☉近くの質量を持つ超巨大ブラックホールが存在し、強力な電波源でもあります。

おそらく、この銀河は多数の銀河が衝突合併を繰り返して形成されたと考えられており、周囲を公転する多数の(約39,000個と推定)球状星団は、その証拠の一つとされます。

Ia型超新星SN 2009eu が、銀河のハロの中で発見されています。

ヘラクレス座〜かんむり座 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 4=6分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/04/24, -0.0℃, 東御市・観測所 ↑N

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