NGC 5898, NGC 5903(Galaxy・Libra)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 23=11m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/21, 04h 04m, -4.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N
NGC 5898 (Galaxy)Mag:12.5 mag, Size:2.2′ x 2.0′, Class:E0, z 0.007078, LGG 398, RA 15h18m13.56s DEC -24d05m52.6s (J2000.0)
NGC 5903 (Galaxy)Mag:12.2 mag, Size:2.7′ x 2.1′, Class:E2, z 0.008556, LGG 398, RA 15h18m36.53s DEC -24d04m06.9s (J2000.0)
PGC 54644 (Galaxy)Mag:14.6 mag, Size:1.1′ x 0.6′, Class:E+, z 0.007822, LGG 398, RA 15h18m35.95s DEC -24d07m11.8s (J2000.0)
Viewing angle: 12′ x 8′ ↑N
3個の初期型銀河は、LGG 398グループ(5個の銀河)に所属する銀河とされています。実際にも近接していると思われる3個の銀河だけでNGC 5898グループとして分類する場合もあります。グループまでの距離はおよそ1億光年とされます。
3つの銀河を電波で観測した結果、NGC 5903付近からは巨大なHI(水素)の流れが観測され、小さな銀河PGC 54644(ESO514-G003)とHIのフィラメントで繫がっていることがわかった(GOPAL-KRISHNA, MHASKEY M., WIITA P.J.et. al. 2012 MNRAS)としています。フィラメントは2つの銀河の間だけに存在しているとのことなので、NGC 5898は空間的にはやや離れた位置にあるのかもしれません。
PGC 54670 (Galaxy)Mag:14.0 mag, Size:2.1′ x 0.6′, Class:Sa: sp HII, z 0.008466, RA 15h19m03.60s DEC -23d49m14.8s (J2000.0)
Viewing angle: 8′ x 5′ ↑N
広域画像では上端に見えているエッジオンの銀河です。視野外のIC 4538を含めて、大きなグループ分類ではNGC 5898グループを含む同じグループに所属します。
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