NGC 4665(Galaxy・Virgo)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 23=11m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/03/20, 23h 35m, +0.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N
NGC 4665(銀河)光度:10.5 mag, 直径:3.8′ x 3.2′, 分類:SB(s)0/a, z 0.003042, LGG 292, RA 12h45m05.993s DEC +03d03m20.80s
視野角: 8′ x 5′ ↑N
NGC 4665は、明るい棒渦構造のあるレンズ状銀河です。おそらく、すぐ近くにある大きな楕円銀河NGC 4636グループに属している銀河です。M 61やNGC 4753グループと共におとめ座銀河団の南側境界を示すグループとされますが、銀河の固有運動が大きく赤方偏移値の誤差が大きい領域でそれぞれの銀河までの距離を精度良く決めることができず、グループの分類はカタログによってかなり異なります。
NGC 4665は、=NGC 4664です。発見者のウィリアム・ハーシェル卿の記録ミスで、自身によって2度観測され別の星雲として登録されていました。ついでにややこしいことに、この銀河は= NGC 4624です。これもおそらく赤経値の記録ミスであろうとされます。つまり、NGC 4665 = NGC 4664 = NGC 4624 です。
おとめ座B群銀河団(M49)の南 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/03, +6℃, 東御市・観測所 ↑N