NGC 4215, NGC 4223, NGC 4241(銀河・おとめ座)

NGC 4215, NGC 4223(Galaxy・Virgo)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 23=11m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/03/20, 23h 04m, +0.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 4215(銀河)光度:13.0 mag, 直径:1.9′ x 0.7′, 分類:SA(r)0+: sp,  z 0.006708, LGG 278, RA 12h15m54.535s DEC +06d24m04.13s
視野角: 8′ x 5′ ↑N

NGC 4215は、おとめ座銀河団、おとめ座B銀河団に所属するとされ、疑似バルジ?が箱形のような形をしたレンズ状銀河です。NGC 4233, NGC 4215, NGC 4223, NGC 4224, NGC 4235 で小さなグループ [TKT2016] 762を形成しているとされます。

NGC 4223(銀河)光度:13.0g mag, 直径:2.5′ x 1.0′, 分類:SA(s)0+:;Sy LINER,  z 0.007455, LGG 278, = IC 3102
視野角: 8′ x 5′ ↑N

NGC 4215と同じグループの渦状レンズ状銀河です。NGCナンバーとICナンバー両方を持ち番号に混乱が見られますが、これに関しては後述します。

NGC 4241(銀河)光度:14.5g mag, 直径:1.2′ x 1.0′, 分類:SB(s)cd HII,  z 0.002445, LGG 292, = IC 3115
視野角: 8′ x 5′ ↑N

NGC 4241の赤方偏値からの単純な距離は、約3,200万光年となります。しかし、この方向にある銀河は、おとめ座銀河団の中心に落ち込むローカルグループの固有運動によって後退速度が低下しており、実際には距離5,000万〜7,000万光年のおとめ座銀河団の銀河です。

NGC 4223(=IC 3102)と4241(=IC 3115)の名称に関する混乱
NGC 4223は長い間NGC 4241と誤認されてきました。さらにICカタログにもそれぞれの銀河に対応するものがあり、二重番号となっています。この誤認は現在でも多く見かけます。その歴史的原因は、ジョンハーシェルのカタログの誤りを、ドレーヤーが誤りに気づかずにNGCにそのままコピーしてしまったためです。後に彼は誤りを発見しましたが、すでに二つの銀河はより正確な観測が行われICにも記載されていたため、根本的な修正を行わず単純にNGC4223を削除しました。そのため、NGC 4223がNGC 4221、NGC 4221はIC 3115と表記される間違いが発生したのです。
(参照:http://cseligman.com/text/atlas/ngc42.htm#4223.4241history)

と、この項目を作成していて気がつきました。ステラナビゲーター10の星図を参照して作成している私のファインディングチャートは、見事に間違った表記そのものになっています。ついでに、よく参照しているSKY-MAP.ORGのデータも間違ってます。おそらく、ステラナビゲーターもSKY-MAP.ORGも同じ出どころのデータを参照しているのでしょう。
私のファインディングチャートは、謹んで訂正した物を掲載しておきます。

おとめ座B群銀河団(M49)の南  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/03, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

 

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