NGC 3718, NGC 3729(銀河・おおぐま座)

NGC 3718 (Arp 214), NGC 3729, Arp 322Galaxy UMa
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 45=22m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/22, 02h 01m, -6.0Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N

NGC 3718(Arp 214)(銀河)光度:11.6 mag, 直径:8.1′ x 4.0′, 分類:SB(s)a pec;Sy1 LINER ,  z 0.003312, LGG 241, RA 11h32m34.8530s DEC +53d04m04.518s (J2000.0)
視野角: 19′ x 13’↑N

NGC 3729(銀河)光度:12.0 mag, 直径:2.8′ x 1.9′, 分類:SB(r)a pec ,  z 0.003536, LGG 241, RA 11h33m49.324s DEC +53d07m31.99s  (J2000.0)
視野角: 12′ x 8’↑N

NGC 3718とNGC 3729は、重力干渉をしている(していた)銀河のペアです。おそらく、NGC 3729が弾丸の弾のようにNGC 3728を接近通過した姿と考えられています。この辺の事情は過去の投稿をご参照下さい。

2つの銀河は地球からおよそ約5,000万光年の距離にあり、おおぐま座銀河団のメンバーです。LGG カタログではLGG 241グループ、NGC 3631, UGC 6446, NGC 3718, NGC 3729, NGC 3913, NGC 3972, NGC 3998, UGC 6816, UGC 6251, NGC 3657 の10個の銀河グループに所属するとされます。

Arp 322 = HCG(ヒクソン・コンパクト・グループ) 56 で NGC 3718の下に見える4つの銀河でおよそ4億光年の距離にあります。超新星SN 2002bnがこのグループの銀河UGC 6527で発見されています。

NGC 3718の南北に伸びるねじれた腕は、多数のHII領域も発見されていてもう少し青いようです。露出不足のようで色までは出ませんでした。次回のお題としておきましょう。

おおぐま座γ星付近  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/03/20, +0.0℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

 

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