NGC 3872, PGC 36759, PGC 36713(Galaxy・Leo)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s (modification), ISO12800, 30s x 23=12m, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/21, 00h 57m, -4.0℃, Tomi City / Observatory, Viewing angle: 52 ′ x 35 ′ ↑ N
NGC 3872(銀河)光度:12.7 mag, 直径:1.9′ x 1.2′, 分類:E5 , z 0.010627, RA 11h45m49.06s DEC +13d46m00.1s (J2000.0)
視野角: 約8′ x 5’ ↑N
NGC 3872は、古典的な無構造の楕円銀河のように見えます。宇宙望遠鏡の高解像度写真でかつては楕円銀河とされていた物には様々な構造があることがわかり、むしろ古典的な無構造の楕円銀河の方が珍しいと思えるようになりました。これも、「今のところ」という注釈をつけておきます。天の川銀河からの距離は、およそ1億5千万光年とされています。
PGC 36759 (UGC 6758)(銀河)光度:13.0 mag, 直径:2.0′ x 1.8′, 分類:S?, z 0.01037, RA 11h47m06.354s DEC +13d42m24.52s (J2000.0)
視野角: 約8′ x 5’ ↑N
NGC 3872は、ペアを組む銀河とされそのペアの相手はこのPGC 36759とされています。(Abraham Mahtessian, « Groups of galaxies. III. Some empirical characteristics » 1998)
[T2015] nest 102504では、UGC 6753, NGC 3872, IC 735, UGC 6758で1つのグループを形成していることになっています、が、空間的に離れすぎていて物理的に関連しているのかどうかは疑問です。
PGC 36713(UGC 6747)(銀河)光度:15.7B mag, 直径:1.2′ x 0.2′, 分類:Sdm, z 0.008983,
視野角: 約8′ x 5’ ↑N
視野内に糸くずのような銀河を見つけました。赤方偏移値からは、おとめ座I銀河団に所属する銀河で乱れた渦状銀河とされますが、渦状銀河を真横から見ているのか、紐状の銀河なのかは定かではありません。