NGC 2950(銀河・おおぐま座)

NGC 2950(銀河・おおぐま座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/22, 00h 23m, -6.0℃, 東御市・観測所視野角:52′ x 35′ ↑N

NGC 2950, 光度 11.7g mag, 大きさ 2.5′ x 1.4′, 分類 (R)SB(r)0^0^ , z 0.004410
RA 09h42m35.146s DEC +58d51m04.55s (J2000.0)
視野角:約 8′ x 5’ ↑N

形態分類では、「内部リングと外部リングのある棒渦巻レンズ状銀河」と複雑な分類になります。この銀河の棒構造は入れ子の二重構造になっていて、観測からそれぞれの回転速度が異なることが判明し、1次バーが早く回転することで、2次バーにガスを効率的に送り込んでいる可能性があることが示されました。(Direct confirmation of two pattern speeds in the double-barred galaxy NGC 2950. CORSINI E.M., DEBATTISTA V.P., AGUERRI J.A.L. 2003 ApJ )

これらの構造が銀河中心にガスを送り込んで、超大質量ブラックホールへの物質供給の源となっている可能性も示唆されています。

おおぐま座 頭部 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(80mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, -6.0℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

 

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