PK 164+31.1(JnEr 1・惑星状星雲・やまねこ座)

PK 164+31.1(JnEr 1・惑星状星雲・やまねこ座)
明るさ 16.8B mag, 大きさ 6.3′ x 6.3′, 分類 PN
RA 07h57m51.62s DEC +53d25m16.94s (J2000.0)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/19, 21h 06m, -2℃, 東御市・観測所 視野角:52′ x 35′ ↑N

1939年にRebecca Jones and Richard M. Embersonによって発見された惑星状星雲です。そのため、英語圏での通称はJones-Emberson 1(JnEr 1)と呼ばれています。彼らの論文の記述からしばらくこの星雲はNGC 2474/2475銀河と混同されていました。これは改訂版NGCカタログ(1973年)の14等星の楕円銀河と同定されるまで続いたようです。

PK カタログは、チェコスロバキアの天文学者 PerekとKohoutek が1967年に発行した天の川銀河系内にあるその当時知られていたすべての惑星状星雲のカタログです。PK 164+31.1 の場合は、銀経164度、銀緯+31度を中心とする1度角四方の中にある最初の惑星状星雲ということになります。

ファインディングチャートの原板を拡大してみると、PK 164+31.1 もNGC2474/2475も確認することができました。今では、80mmの望遠レンズでも確認できてしまう、デジタル機材の進化には驚きます。

やまねこ座 北部 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(80mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/19, -2.0℃, 東御市・観測所 ↑N

 

 

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