NGC 2415(銀河・やまねこ座)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/19, 20h 43m, -2℃, 東御市・観測所 視野角:52′ x 35′ ↑N
NGC 2415, 光度 12.3B mag, 大きさ 0.9′ x 0.9′, 分類 Im?, z 0.012622, LGG 148,
RA 07h36m56.69s DEC +35d14m31.1s (J2000.0)
視野角:約12′ x 8’ ↑N
小さいけれど明るく輝く青色小型銀河で、SDSSIIの画像を見ると青く輝く腕が見える渦状銀河であることは間違いなく、不規則銀河ではありません。SN 1998Y, SN 2000C と現在まで2つの超新星が発見され、その色からも活性の高い銀河でもあることがわかります。
NGC 2415の西側1’ほどのところに近接して淡い銀河PGC213406が見えていますが、おそらく遠方の関連しない銀河でしょう。(赤方偏移値未測定)
単独で研究対象となることがなかった銀河のためか、出典によって基本データがかなり異なります。NEDの古いデータから不規則銀河とするものが多く、明るさはV等級で10.1〜12.2までばらついていて、現在はやまねこ座にありますが、ふたご座に所属するとするものも多数あります。
ふたご座・やまねこ座 境界付近 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(80mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/19, -2.0℃, 東御市・観測所 ↑N