Sh 2-240(超新星残骸), 光度:–, 直径:180′, 分類:SNR HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 23h 27m, -6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)
Sh 2-240(超新星残骸), 光度:–, 直径:180′, 分類:SNR HII
上記画像のRチャネル画像を反転処理
Sh 2-240はぎょしゃ座〜おうし座境界にある淡くて大きな超新星残骸です。直径約3度もあるので広角カメラ(320mm)でも全景は入りきりません。この星雲は約4万年前に爆発した超新星の残骸が宇宙空間に高速で拡散している姿です。その中心には爆発によってできた超高速で自転する中性子星があり強力な電波源となっています。淡く広がった対象ですがフィラメントは思っていたより輝度はあるようでデジカメでもなんとかその存在が写ります。
大きな超新星残骸で、アマチュア天体写真家の皆様には人気の星雲です。HEUIB-IIフィルターをつけたカラーカメラのRチャネルはほぼHα単色光の写真となります。Rチャネルだけを抜き出すと星雲の微細な構造も見やすくなります。
次シーズンは全体像がわかるように撮像してみたいものです。
*2023/01/15 追記
Sh 2-240(超新星残骸), 光度:–, 直径:180′, 分類:SNR HII
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Sony α7s(改造),QBPフィルター, ISO25600, 30s x 118= 59分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2022/12/21, 00h 54m, -6℃, 東御市・観測所, 視野角:6.4° x 4.3° ↑N(広角カメラ)
ぎょしゃ座〜おうし座〜ふたご座境界 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(80mm f4.5), フィルターなし、Pentax K70(改造), ISO3200, 90s x 32, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2022/12/21, -6.0℃, 東御市・観測所 ↑N