NGC 1788(反射星雲・オリオン座)

NGC 1788(反射星雲), 光度:5.8 mag(B), 直径:2.0′ x 2.0′, 分類:R
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=22分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/12/03, 23h 50m, -1℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N

NGC 1788(反射星雲), 光度:5.8 mag(B), 直径:2.0′ x 2.0′, 分類:R
LBN 923, 大きさ:120′ x 60′, 明るさ 5.0, カラー 3.0
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/12/03, 23h 50m, -1℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

NGC 1788は、彗星状の尾を引くような形をしたL1616星雲の頭部にあたる反射星雲です。この領域はオリオンOB1星群の西領域に位置し、盛んに星形成を行っている領域として知られています。

NGC 1788はこの星雲の中で形成されたいくらか進化した恒星によって照らされていますが、星雲の中ではさらに新しい星形成が進行中です。それらの星形成の引き金は近くのオリオンOB1星群からの影響によって起こっていると考えられています。(Triggered star formation in Orion cometary clouds? I. The case of L1616. STANKE T., SMITH M.D., GREDEL R.et.  2002 A&A)

エリダヌス座〜オリオン座南部  ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/01, +6℃, 東御市・観測所 ↑N

*以下過去の投稿

NGC 1788(反射星雲・オリオン座)

2017/04/05
視野角:80′ x 50’↑N
NGC 1788(反射星雲), 光度:— mag, 直径:5′ x 3′, 分類:R
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3,  HEUIB-II, Sony α7s(新改造)フルサイズ
ISO12800, 30s x 16, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2016/12/02 0℃ 東御市・観測所

NGC 1788は、オリオン座のエリダヌス座との境界付近にある反射星雲(青い星雲)です。エリダヌス座のNGC 1909(魔女の横顔星雲)に見かけ上も実際にも近い位置にありオリオン座中心部から吹き飛ばされた分子雲の外殻にあると考えられます。反射星雲NGC1788を取り囲む赤いリング状の星雲が見えますが、これはこの視角では見えていない生まれたての巨星によって電離発光しているHII領域です。リングの上下(東西方向)にジェット噴出のように見える透過分子雲はこの星雲から噴出したものなのでしょうか?

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