NGC 1784(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/02, 02h 02m, +3.0℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 1784(銀河), 光度:12.4 mag, 直径:4.0′ x 2.5′, 分類:SB(r)c, z=0.007735, RA 05h 05m 27.10s DEC -11d 52m 17.50s (J2000.0)
視野角:約 12′ x 8’ ↑N
NGC 1784は、約1億光年の距離にある、複雑に乱れた腕を持つ棒渦状銀河です。オリオン座、エリダヌス座とうさぎ座の境界は、M42領域のガス雲の影響を払拭できないためかこの領域の銀河は研究対象とされることが少ないようです。
この銀河の唯一ともいえる論文、The HI structure of NGC 1784..(RATAY D.L., GOTTESMAN S.)によれば、この銀河のガスのエンベロープは光学的な大きさの約2倍の大きさに達することを発見しました。さらにこの銀河を周回する小銀河と思われるガスの塊やガスのストリームが見つかり、これらはおそらくこの銀河がいくつかの小銀河を併合した結果であろうとしています。
エリダヌス座〜うさぎ座 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(80mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/11/02, +3℃, 東御市・観測所 ↑N