M42(オリオン座大星雲)HDR合成の効果

M 42(オリオン座大星雲)HDR合成
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 17+ 5s x 17, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/02/18, 20h 24m, -5℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N

M42-1509-2M42(オリオン座大星雲)通常撮影
Sony α7s(新改造)フルサイズ  ISO16000 15秒 x 8枚加算平均 BKP300 1500mm f5 MPCC-MK3 160JP  80%トリミング 2015/09/13

オリオン座の大星雲 M 42を久しぶりに撮像しました。少しは見栄えがするように遅ればせながらHDR合成に初挑戦してみました。正しいやり方がよくわからないので、我流です。

1.いつものように、ISO12800 30秒露出を23コマ撮影
2.続けてISO12800 5秒露出を17コマ撮影
3.ダーク減算後 Adobe Lightroom で現像
3.シーイング不良コマを極力排除後 ステライメージ 6.5 で加算平均 フラット補正 デジタル現像
4.Photoshop cc で露出とカラーバランス調整
5.Nik collection  Color Efex フィルターで階調強調後 HDR Efex で1枚HDR処理

ISO12800だと5秒露出でもトラペジウムは露出オーバーで白くぶっ飛んでしまいました。それでも昔撮った15秒露出よりだいぶ階調は豊富になります、ついでに星雲の細部描写の解像度が上がったかのように見えます。

この日のシーイングは5段階評価の2、ついでに風もあって決して良い条件ではありませんでした。解像度が上がったかのように見えるのは、シーイング不良コマを極力排除する目視σクリッピング?と短時間露出の5秒露出が効いたのか、Nik collection フィルターのおかげなのか定かではありませんが、まあ結果がよかったのでよしとしましょう。この方法は、輝度差の激しい対象には有効に使えそうです。

 

 

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