アトラス彗星 (C/2019 Y4)
BKP300 3000mm f10 (2X tele converter,), MPCC-MK3, Sony α7s(改造), ISO25600, 露出5s x 115, 高橋NJP赤道儀, temmaPC, α-SGRIII, 東御市 観測所, +1.0°C, 2020/04/22, 20h02m JST. 視野角: 26′ x 17’, メトカーフ合成, ↑N
4月22日、核の分裂が進み光度も落ちてきました。H.S.T.(ハッブル宇宙望遠鏡)によるa,b,c,dの4つに分かれた彗星核の詳細な画像が研究者によって公開されました。
核近傍を地上から小さな望遠鏡で撮影する気力の萎えるような画像ですが、H.S.T. は毎日彗星を撮っているわけじゃないし、カメラの感度も低いし・・・
というわけで、焦点距離をテレコンバーターで 3000ミリにしISOを25600まで上げ、露出を短く(5秒と10秒)して核近傍をもう少し詳細に見られないか実験してみました。結果、若干良くなったかな?程度、5秒では、大気の揺らぎからは逃れられませんねえ。
*追記、分裂した核はあっという間に消滅してしまいました。主核からはがれた密度の低い断片だったようで、H.S.T.の画像を見るとこの日にはすでにかなり光度が落ちていたようです。