Sh 2-220(NGC 1499・散光星雲), 光度:– mag, 直径:320′, 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 45=22分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 19h 40m, -6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N
Sh 2-220(NGC 1499・散光星雲), 光度:– mag, 直径:320′, 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16= 24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, 19h 40m, -6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)
ξPerは、ペルセウス座OB2群に含まれ、カリフォルニア分子雲の中にある。Avedisovaは、17個の部材を持つカリフォルニア星雲を暗黒星雲LDN 1449、5個の赤外線源、vdB 24を含む星形成領域SFR 160.00-12.31に含まれるとしました。(Glaxymap.org)
カリフォルニア星雲という愛称で知られる(米国カリフォルニア州の形に似るというとてもローカルな愛称)明るく大きなHII領域です。この星雲を電離発光させているとされる恒星はO7.5IIIスペクトル型の青色巨星ξ(xi) Per (4等星)です。星雲は天の川銀河のオリオンアームの中にあり、太陽系からの距離はおよそ1500光年と近い距離にあります。
この領域のすぐ南には、おうし座の大きな分子雲領域があり、赤外線での観測画像を見るとプレアデス星団からペルセウス座のこの領域にかけて存在することがわかります。
カリフォルニア星雲を含むこの領域に、COの観測から巨大な分子雲があることが判明しました。(2009ApJ…703…52L – Astrophys. J., 703, 52-59 (2009/September-3) The California molecular cloud. LADA C.J., LOMBARDI M. and ALVES J.F.) この巨大分子雲までの距離は450+-23pc、大きさ 80pc、質量は太陽の10万倍で、オリオン座A分子雲に匹敵する、太陽近傍で最も巨大な巨大分子雲であるとされています。質量とサイズがオリオン分子雲とほぼ同じでありながら、星形成活動が極端に低く1桁以上少ないその理由についても推測しています。
ペルセウス座 カリフォルニア星雲付近 ファインディングチャート
PENTAX DA*50-135(70mm f3.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2020/01/21, -6℃, 東御市・観測所 ↑N
εPerからοPerまでの間には、淡い(反射)分子雲が広がっていて、これらの星雲にはLBNの番号がついています。