NGC 6118
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/03/25, 03h 23m, +1℃, 東御市・観測所, 視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 6118(銀河), 光度:12.4 mag, 直径:4.7′ x 2.0′, 分類:SA(s)cd HII, z 0.005247, RA 16h 21m 48.62s DEC -02d 17m 00.4s (J2000.0), 視野角:約 12′ x 8’ ↑N
NGC 6118は、近くにあるNGC6070と大きさも外観(SA(s)cd)もよく似た銀河です。赤方偏移値も近く距離的にも離れてはいないので同じLGG 404銀河グループ(NGC 6070, PGC 57590, PGC 57582)に所属していてもおかしくないように思いますが、どのグループにも所属していないことになっています。この銀河については英語版wikipedia では少し詳しく解説されているので興味のある方は参照してみて下さい。
へび座(頭部)〜へびつかい座 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 16=22分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/04, +6℃, 東御市・観測所 ↑N
この領域には非常に淡い大きな(反射)分子雲が広がっていますが、まだ天の川中心部からは離れているために背景には系外銀河も見られます。系外銀河の観測には分子雲はなにかと邪魔な存在でしょう。そのためか周囲の銀河の研究はあまり進んでいないようです。