NGC 5962(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/04/14, 01h 36m, +0℃, 東御市・観測所, 視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 5962(銀河), 光度:12.2g mag, 直径:2.5′ x 1.5′, 分類:SA(r)c HII, z 0.006531, 推定距離:約9千3百万光年, 30.779Mpc(非赤方偏移)(NED), RA 15h 36m 31.685s DEC +16d 36m 27.99s (J2000.0), LGG 400, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
LGG 400銀河グループ(NGC 5951, 5953, 5954, 5962, UGC 9902)で最も明るい銀河です。おとめ座超銀河団に所属するとされています。ただし、銀河グループの分類は研究によって様々で不確定な要素が多々あるので参考程度の分類と思っておきましょう。
この銀河の腕は、羊毛状腕に近い外観をしており腕の中に星団雲がいくつも見えているので、活性が高い銀河であろうと思われます。それを裏付けるように、銀河の腕の中で超新星SN 2016afaとSN 2017ivuが発見されています。
へび座(頭部)ヘラクレス座 境界付近 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), ASNフィルター, Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 120s x 8=16分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/06/09, +14.0℃, 東御市・観測所 ↑N
へび座頭部とヘラクレス座の境界付近です。S 73は、シャープレスカタログのSh 2-73ですが、おそらく局所的な分子雲です。AGC 2151は、ヘラクレス座の銀河団で、この周囲には大小いくつかの遠方の銀河団が存在します。
*原則12.4等より明るい星雲をマークしています。が、Blog掲載銀河では12.4等より暗い物もあるので、それらは小さな星雲マークをつけて表記しています。
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