NGC 5953, NGC 5954 (Arp 91), NGC 5951
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/05/10, 23h 18m, +1℃, 東御市・観測所, 視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 5953 (Arp 91 銀河)右, 光度:13.0g mag, 直径:1.4′ x 1.2′, 分類:SAs: pec; LINER; Sy2 , z 0.006555, RA 15h 34m 32.3830s DEC +15d 11m 37.590s (J2000.0), LGG 400, M98j 244
NGC 5954 (Arp 91 銀河)左, 光度:13.7g mag, 直径:1.3′ x 0.6′, 分類:SAB(rs)cd: pec; Sy2 , z 0.006535, RA 15h 34m 35.021s DEC +15d 12m 00.26s (J2000.0), LGG 400, M98j 244, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
へび座の頭部にある2つの近接干渉している銀河ペアで、Arp特異銀河カタログでは91番です。1784年にウイリアムハーシェルによって発見され、2重の星雲として記録されています。どちらも重力相互作用の結果として明るい活動銀河核をもち、NGC 5953は、LINER + Sy 2に、5954は Sy2として分類されています。
南にあるUGC 9902とNGC 5951を含んで銀河グループLGG 400に所属するとされます。が、2つの銀河までの距離は少し古い赤方偏移からの距離データでは9,600万光年、最新のデータでは5,200万光年となっていて、距離の誤差は大きく、「グループを形成しているかもね?」ぐらいの信頼性でしょう。
NGC 5951 (銀河), 光度:13.4 mag, 直径:3.5′ x 0.8′, 分類:SBc: sp, z 0.005937, RA 15h 33m 43.06s DEC +15d 00m 26.2s (J2000.0), LGG 400, M98j 244, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
へび座(頭部)ヘラクレス座 境界付近 ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), ASNフィルター, Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 120s x 8=16分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/06/09, +14.0℃, 東御市・観測所 ↑N
へび座頭部とヘラクレス座の境界付近です。S 73は、シャープレスカタログのSh 2-73ですが、おそらく局所的な分子雲です。AGC 2151は、ヘラクレス座の銀河団で、この周囲には大小いくつかの遠方の銀河団が存在します。
*原則12.4等より明るい星雲をマークしています。が、Blog掲載銀河では12.4等より暗い物もあるので、それらは小さな星雲マークをつけて表記しています。