Sh 2-61(散光星雲・たて座)

Sh 2-61(散光星雲), 光度:– mag, 直径:2′ , 分類:E
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/04, 02h 27m, +6℃, 東御市・観測所 視野角:77′ x 51′ ↑N

Sh 2-61(散光星雲), 光度:– mag, 直径:2′ , 分類:E
Sh 2-62(散光星雲), 光度:– mag, 直径:4′ , 分類:E
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/04, 02h 27m, +6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)

Sh 2-61は一見惑星状星雲のような小さな星雲ですが、内包する複数のB型星によって励起されているごく小さなHII領域です。

面白いことに、この星雲のごく近傍、画像の左上隅にGN 18.32.5という小さな本物の惑星状星雲があります。この惑星状星雲はおそらく11等級くらいの明るい中心星を伴うのですがなぜか各種の星図からもれていて恒星としても登録されていません。SDSSの画像には写っており、これらのデータを使用して2012年に発表されたNew faint planetary nebulae (Kronberger, 他)には掲載されています。さすがというべきかCambridge Deep Sky Atlasには記載されていました。もしかしたら恒星カタログが作られた頃には暗かったものがごく短い期間(数年〜数十年)で増光した可能性もあります。

いて座、へび座、わし座 付近 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/05, +7℃, 東御市・観測所 ↑N

たて座、へび座、わし座境界  ファインディングチャート
Pentax PDA50-135mmf2.8(70mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), ASNフィルター, ISO3200, 120s x 16=32分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII,2021/06/10, +14℃, 東御市・観測所 ↑N

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