Sh 2-1(散光星雲+反射星雲), 光度:– mag, 直径:150′ , 分類:E+R
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 43=22.5分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/04, 00h 41m, +6℃, 東御市・観測所
視野角:77′ x 51′ ↑N
Sh 2-1(散光星雲+反射星雲), 光度:– mag, 直径:150′ , 分類:E+R
タカハシFSQ85ED(320mm f3.8), Pentax K-70(改造)、HEUIB-II, ISO3200, 90s x 16=24分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/04, 00h 41m, +6℃, 東御市・観測所
視野角:4.2° x 2.8° ↑N(広角カメラ)
さそり座のπ星を取り囲む散光星雲と反射星雲が混在する領域です。π星の南と西に広がる青い星雲は反射星雲で、π星の近傍に広がる赤い領域はπ星によって電離している淡いHII領域です。π星はさそり座OB2群に所属する恒星で、π星を含むこの領域のさそり座OB2群の恒星は濃厚な星間雲、ダストに取り囲まれていて、その存在は恒星を取り囲む反射星雲や電離星雲として可視光でも確認することができます。
さそり座周辺の散光星雲 ファインディングチャート
TPentax PDA*50-135mm f2.8 (60mm f4.5), Pentax K5IIS(ノーマル), アストロナイトスケープフィルター, ISO3200, 90s x 32=48分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2021/04/14, +0℃, 東御市・観測所 ↑N
この領域に広がった組成は同じ分子雲が近くの恒星の光によって照らし出された部分が青や黄色の反射星雲として、電離発光した部分は赤い電離星雲(HII)として、照らされていない部分はバックの光を遮る黒い暗黒星雲として見えています。