NGC 5590, NGC 5589, NGC 5579
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(改造), ISO12800, 30s x 23=11.5分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2018/05/14, 23h 29m, +8℃, 東御市・観測所, 視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 5590(=5580) 光度 13.3 mag, 大きさ 1.8′ x 1.8′, 分類 S0 , z 0.010701, LGG 378, [M98j] 224, RA 14h 21m 38.406s DEC +35d 12m 17.52s (J2000.0), 視野角:約8′ x 5’ ↑N
NGC 5557を代表銀河とするLGG 378グループに所属する銀河です。
NGC 5589(=5588) 光度 14.0g mag, 大きさ 1.1′ x 0.9′, 分類 SBa , z 0.011331, LGG 378, [M98j] 224, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
LGG 378グループに所属するこのグループの中ではめずらしく均整のとれた渦状銀河です。
NGC 5579 (Arp 69) 光度 14.5g mag, 大きさ 1.2′ x 0.9′, 分類 SABcd , z 0.012015, LGG 380, 視野角:約8′ x 5’ ↑N
特異銀河カタログではArp 69番です。大きく変形したその腕は、おそらく南に見える小銀河PGC 214249との相互作用によるものとされていますが、相互作用の相手としては大きさ形状ともに疑問が残ります。
この領域の銀河も近傍のうしかい座領域と同様、NGCカタログでの欠番や混同があるようです。大量にあるおとめ座銀河団の銀河を観測した後に観測する領域なので、ハーシェルもドレーパーも気合いが入らなかったのかもしれません。