NGC 4636
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=11.5分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/03, 21h08m, +6℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′ ↑N
NGC 4636
光度 10.4 mag, 大きさ 6.0′ x 4.7′, 分類 E/S0_1; LINER Sy3, z 0.003129, RA 12h 42m 49.827s DEC +02d 41m 15.99s (J2000.0), 視野角:約19′ x 13’ ↑N
NGC 4636は約5500万光年の距離にある、大きな楕円レンズ状銀河です。この銀河の14分角内のハロの中には約4000個の球状星団が見つかっていて、その数は銀河団中心にある楕円銀河(M87、12000個)に次ぐ多さです。
この銀河を中心とするグループNGC 4636グループは、NGC 4457 、 NGC 4586 、 NGC 4587 、 NGC 4600 、 NGC 4665 、NGC 4688を含む大きなグループでおとめ座銀河団の南境界を形成しているとされます。
おとめ座B群銀河団(M49)の南 ファインディングチャート
Tamron SP 70-200mm(85mm f4), Pentax K5IIS(ノーマル), ISO3200, 90s x 8=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/05/03, +6℃, 東御市・観測所 ↑N
12等以上の銀河をマークしています。M49を中心とするおとめ座銀河団B群の南には、M61グループ、NGC 4636グループ、NGC 4753グループがあり、それらのグループはおとめ座銀河団の南の境界を形成しているとされています。