NGC 3147(銀河・りゅう座)

NGC 3147(銀河)
BKP300(1500mm f5), MPCC-MK3, HEUIB-II, Sony α7s(新改造), ISO12800, 30s x 23=12分, TS-NJP, TemmaPC, α-SGRIII, 2019/04/04, 20h40m,  0℃, 東御市・観測所
視野角: 52′ x 35′  ↑N

NGC 3147, 光度 11.4mag, 大きさ 3.9′ x 3.5′, 分類 SA(rs)bc; HII Sy2, z 0.009346
視野角: 12′ x 8’ ↑N

NGC 3147は明るく明瞭な核と密に巻かれた多数の腕を持つ大型の渦状銀河で、3147銀河グループ(赤方偏移からの推定、5個の銀河を含む)の中で最も明るい銀河です。

この銀河は、典型的なセファート・タイプII(Seyfert II)の銀河とされていて、中心核近傍の紫外から可視光でのスペクトルには幅の広い輝線が欠如しています。この銀河の活動銀河核に関する近年の観測と議論は、銀河研究のホットな話題のためか英語版ウィキペディアに詳しく掲載されています。興味のある方はそこから様々な論文をあたるとおもしろいでしょう。

活性の高いフェースオン銀河ですので、今までで4個の超新星 SN 1972H, SN 1997bq, SN 2006gi, SN 2008fv が発見されています。

 
 

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